自分の仕事には、責任を持ちたい。

入社当初は、協力メーカーさんが溶接した車椅子のフレームが図面通りにできているか検査する仕事を担当していました。毎日たくさんのフレームを検査する中で、自分の手でイチからフレームを作り上げ、自分自身の責任でお客様に提供できるようになりたいと思ったんです。直接お客様との打合せにも参加して、徐々に信頼してもらえるようになりました。

すべての車椅子が、特別な1台。

テレビで放映されるような、大きな大会で使われるバスケットボール用車椅子は、やはり多くの人の注目を集めます。責任も感じますし、性能的な部分だけでなく、見た目にもカッコいい車椅子を作らなければならないと思っています。
一方で、身近な人の生活を支える車椅子も、その方にとっては特別な1台だと思うんです。注目されるから、目立つから特別なのではなく、使ってくれる方のことを考えて、「この車椅子なら」と納得いただける特別な1台をつくらなければならないと、常に自分に言い聞かせています。