相手の気持ちを、疑似体験する。

私たちは、実際にお客様の所へお伺いすることも、直接製品を組み立てることもありません。時には、仕事の意義を見失いかけてしまうこともありました。でも、たくさんのお客様と触れる機会を得たことで、相手の気持ちを少しずつ理解できるようになってきました。
人の感情は、単純にプラスだったりマイナスだったりするだけでなく、それぞれがグラデーションのようの混ざり合っていると思うんです。そのグラデーションを感じ取り、少しでもプラスの感情を持ってもらえるように行動し、その喜びを味わえるのがこの仕事の面白さだと感じています。

関わる人に、安心を提供したい。

数年前までは自分のことで精一杯でしたが、最近は後輩の教育が大きな役割になっています。そんな時も、仕事で身に付けた「グラデーションを感じ取る力」が役に立っていると思います。
仕事へのモチベーションは人それぞれですし、同じ人でも、日によって変わると思います。その時々に応じて、相手がうまく言葉にできないことのニュアンスを汲み取り、「どうしてそこまで分かったの!?」と驚かれるような先輩になっていきたいなと思っています。私と関わる方に、「この人なら」と安心してもらえるような存在になりたいですね。